ジャマイカ国立美術館「2年に1度展」
2017年 05月 21日
今日は、映像許諾のお仕事でダウンタウンへ。
待ち時間があったので、まだ見ていなかった「ジャマイカ・2年に1度展」を見に、足をのばしてナショナル・ギャラリーへ。
ジャマイカのアーティストさんの最新作品展覧会で、2年に1度行われるJamaica Biennial2017。
最近のジャマイカン・アートシーンは映像やインスタレーションが多くって、
大御所の画家さんの絵画以外は、
もう、普通の絵画がない。
そういえば、彫刻も少ない。
そういう、オーソドックスなものが消えていこうとしているのかな~~。
ナショナル・ギャラリーも、それを危惧しているのかも、ジャマイカを代表する画家、
アレキサンダー・クーパー画伯の展示も並行して催されていて、
合わせて見ごたえがあった。
写真は、この映像の作者、オニーカさんと。
彼女は、京都でアートの勉強をされている。
ナショナル・ギャラリー内は、写真撮影は条件付で可能。
作品だけを撮るのはNG。
作品を撮るには自分も入れないといけなくて、
館内で、せっせとセルフィーしました。
こちらは、アフリカンプリントのオブジェで
クッションがちらばっているような、居心地よさげな空間がポップな展示。
こちらは、わたしのエドナマンリー時代の先生で、
アフリカン、のニックネームで親しまれている、Omar Ra の作品群。
写真は作品のほんの一部。写真におとなしくおさまるような作品じゃないですね。
全身全霊でメッセージを発しているような、強いエナジーをもつアーティストさん。
この作品は、知らないアーティストさんの作品で、タイトルが、「トレロウニーの農夫」とかで、
ジャマイカの農夫を等身大で描いて、面白いのが、青いビニールシートに描いていて、
それがすごく生きている。けっこう好き。
K.KalfaniRaさんの作品で、タイトルが「Fukuyama’s Failure」
福山市のこと?広島県の?
よくわからないけど、迫力ある。この作者は注目のアーティストさん。
ナショナルギャラリーにはおみやげ屋もあるし、カフェも併設。
このところこの美術館、ほんとうにがんばっていてジャマイカンアートを発信、育てているので
ぜひぜひ見に行ってみてください。