AAミーティングとNAミーティングの話
2016年 11月 29日
チャゲ&飛鳥のAskaが、執行猶予の身で、薬物取締法違反で逮捕されたというニュース。
ちょうどわたしは先週、クライアントさんのお仕事のお手伝いで、キングストンにあるNAミーティングを訪れる機会があったので、その話を。
NAは、ナーコティック・アノニマスの略で、薬物依存症
AAは、アルコホリック・アノニマスの略で、アルコール依存症
「アノニマス」は匿名の意味で、
匿名で参加する自助グループ、
外国映画なんか見ていると、よーくでてくる、輪になって、自分の体験談を話したりする集まり、あれです。
ジャマイカにもあります。日本にもあるそうなので、世界中でポピュラーになってるんですね。
ずいぶん昔にもお仕事で行ったことがあります。その当時と、なんら変わっていませんでした。
このミーティングは週に一度だけオープンミーティングといって、参加者の家族など、依存症でない人も参加できる日があって、その日に取材をさせていただきました。
この日は参加者は20名くらいで、そのうち10名くらいは、大学病院の依存症リハビリプログラムの患者さん(1ヶ月ほど入院するプログラム)たちも来てました。
場所は教会の別棟で、ミーティングの最後に皆で輪になって手をつないでお祈りする以外は、宗教色もとくになし。参加費無料。
幅広い年代、男性が多かったけど女性もいて、
アップタウン、ダウンタウンや人種を問わず。
感心するのは誰ももじもじしてる人などいなくて、積極的に自分の体験談とか話して、
なんか、楽しそう。
びっくりしたのが、テレビで見たことある人とか、芸能人のお父さんが参加してたり、
知ってる人がいたり、でもあっけらかんとしてて、みなとてもオープン。
日本の覚せい剤の事件でもあるように、ドラッグの誘惑はなかなか脱却できないようですね。
NAミーティングも同じ場所で行われています。
何かに依存されてるのって、つまんないです。自分は自分の意志で動きたいものです。