Finally、ボルトの銅像
2017年 10月 09日
10月16日(月)がナショナル・ヒーローズ・デーの祝日で、ジャマイカは連休となります。
今週はヘリテイジ週間ともよばれて、
未来に残すべきジャマイカの遺産に感謝するとき。
ウセイン・ボルトの銅像が、ついに設置、公開されます。
これは、ジャマイカ独立55周年を記念した政府のプロジェクト、
55 Legacy Programme 55レガシー・プログラム事業の一環です。
この銅像は、ジャマイカのみなさん(銅像には滅茶苦茶厳しい)をがっかりさせませんよ、とスポーツ省大臣は自信満々。
銅像の作者はジャマイカ人彫刻家のバジル・ワトソンさん。
でも制作チームがアメリカの大学で、アメリカからジャマイカに輸送されてきます。
この、外国からやってくる、ということに違和感を感じ、
ジャマイカで作ればいいのに、という意見が多い。
まぁねぇ、わかるけど、
このような銅像がジャマイカで制作できるのか、疑問。
だってね~、絵の具ひとつない国ですよ。
絵の具は、ないことはないんだけど、
プロ用の絵の具はないですね。
わたしが使っているアクリル絵の具でいうと、
リキテックスやホルベイン、ターナーはジャマイカには入っていなくて、
GOLDENが色がまばらで揃ってないのがようやくあるくらい。
しかも輸入だから、粗悪品でも激高。
わたしはいつも、NYか日本で買ってくるしかないです。世界堂最高!
でも、描きたいもの、感じるものがジャマイカにあるので、
マテリアルなことは2の次、
と、ポジティブにいこう。
10月13日(金)に、ナショナルスタジアムで銅像の除幕式があります。
一般市民も参加OK!
10月15日(日)はウセイン・ボルト財団が協賛のランニング大会がファルマウスで、
この大会をはじめ、ヘリテージ・ウィークにはリレー大会もあって(駅伝みたいなイベント)、
アスリートをもりあげます。
ボルトは、8月のロンドン世界陸上以来
ジャマイカで公の場に姿をみせるのは初めて、です。
マッシブ・ヘリテージ・ウィーク!!