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デュアルキャリアをめざす、ジャマイカのジュニア選手たち

新型コロナウイルスでジャマイカでも多くの人が、

先が見えない状況が続く中、

ジャマイカからスポーツ奨学生として

アメリカの大学に内定が決まった高校生のニュースが続々と入ってきて

感涙145.png113.png


コロナウイルスで陸上イベントがまったくなくなってしまって

今年はどうなるのかなと気がかりだったのだけど、

内定が決まっていく子が例年より多いくらいで

感涙の嵐が止まりませぬ。145.png145.png113.png

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テキサス大学に内定が決まったケヴォナ・デイヴィス(18歳)

拙ブログ関連記事 チャンプス2018最終日 ←クリックして見てね


 

本音をいえば、ジュニア選手たちがアメリカに行ってしまうのって寂しい。137.png137.png

 

アメリカに行ってしまうとはいっても、

彼らはアメリカ人になるわけではないし

これからもジャマイカ人として世界大会に出るし、

全米大学陸上大会でも大活躍してくれるだろう172.png172.png

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80年代’90年代は、

カナダのベン・ジョンソン、イギリスのドノバン・ベイリーらのように

先進国に移民して、移民先の国旗を掲げて活躍していた

切ない時代だった137.png

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2000年代に入ってアサファとボルト時代が始まり、

多くのジュニア選手がジャマイカの陸上クラブに憧れた。

もちろん今でもジャマイカの陸上クラブに憧れる子も多い。こちらも狭き門だし。


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ジャマイカにもUWIUTECHG.C.フォスターカレッジがあるし、

レベルの高いプロの陸上クラブも多くある。

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本人が行きたい方向をどんどん目指せばいい。

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でも、

よほど恵まれた家庭でない限り、

ジャマイカの一般家庭から大学に行くって、ハードルが鬼高い。

アメリカの大学に行くなんて、フツーは考えることもできないことだ。

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2010年代の中旬くらいから、

ジュニア選手たちはアメリカの大学生活に憧れるようになった。

先にアメリカで大学生活を送っている先輩たちから

キャンパスライフをエンジョイしている話とか聞いて、

「アメリカの大学に行きたい」と公言するようになった。

陸上以外のキャリアを念頭に入れているのがその理由のひとつ。

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デュアルキャリアをめざしているのだ。

競技以外のキャリアについて取り組むことは、

今後の長い人生を考える上で、とても重要と

まわりの大人たちも奨励する。

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陸上ファンとしては、

ジュニア時代に活躍していた選手がプロになり、

世界大会に出場する彼らを応援するのが

非常に楽しみ。166.png166.png


でも、世界大会に出なくても、

プロの陸上クラブに入らなくても、

アメリカの大学に行かなくても

陸上がきっかけで人生をつかんでいく子供たちを見るのが

何よりもの喜び。

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by ricoart | 2020-05-08 10:21 | Comments(0)

ジャマイカ在住画家Ricoこと長瀨玲子です。シンプル、ネイティブ、ハッピーなジャマイカのこと、作品やスケッチ、アート活動のほか、撮影コーディネーター業務、ジャマイカならではのヘルシー食、ローフードカフェ、ジャマイカ陸上のことなど書いています。


by Rico Reiko Nagase
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